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永井先生からのメッセージ

永井 裕 先生のご紹介

永井 裕 先生との出会いは約27年前、本町小学校でのことです。

その頃、生活科の授業の一環で、幼稚園との交流が始まりました。

学校探検したり、ペットボトルのロケットを校庭で飛ばしたこともあります。

西区と中区、区は違いますが、本町小学校は本園と一番近く、現在も多くの卒園生が通い、お世話になっています。

実は永井先生には1995年、息子も本町小学校2年生の時に大変お世話になりました。

思い出の一つに、生活科の授業で「イネの一生」を学んだことがあります。

自分たちでお米の種まき、伸びてきたらバケツに田植え、それからお米ができたら稲刈り。

お米にはそれぞれ自分の名前をつけました。  

すり鉢と軟球を使ってゴリゴリ。ようやく白米になって、そのできたお米でお寿司パーティー。「お米を作るって大変…」農家の人の仕事は大変なことだと話していました。実際に農家の人と交流をし、感謝の気持ちを伝え、運動会ではダンス「イネイネサバイバル」を踊りました。サバイバルダンスの替え歌です。永井先生はその年、「お米の一生にこだわって授業をしてきた」とおっしゃっておられました。

劇をしたり、先生のギターに合わせてうたを歌ったり、生きた学習をしていただき、楽しく充実した日々は、生きる原動力となっています。その後もさまざまに交流があり、小学校を卒業しても卒業生のことをとても気にかけてくださっています。

約40年、横浜市内の小学校で教員生活を送られていましたが、体調を崩され、2022年3月に退職されました。

本園の講演会でぜひお話をしていただきたい思っておりましたところ、体調の面から講演会は難しいということでしたので、お手紙を通して永井先生の考え、想いを伝えていただきたいと、昨年から「永井先生からのメッセージ」と言う形で執筆していただいています。

道徳教育に力を入れてこられました。今年度(2023年度)より、心の教育アドバイザーとして本園に関わっていただいています。

「永井先生からのメッセージ」には切なことがたくさんつまっています。ナラニシキ

在園生・卒園生の保護者の方をはじめ、ぜひ、皆さまに読んでいただきたいと思います。

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